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就活支援、県内大学・短大も懸命

1月26日(月)

 景気後退を踏まえ、県内の大学や短大が、来春卒業予定者の就職活動支援に力を入れている。主催する合同企業説明会の参加企業を増やす、保護者に厳しい状況を説明し協力を求める、就職ガイダンスを授業化する…。就職内定率は受験生の志願校選びにも影響する可能性があるだけに、少子化などで学生の確保が課題になっている大学・短大側も懸命だ。

 清泉女学院大・短大(長野市)が2月3日に長野市で開く合同企業説明会には、昨年度より10社ほど多い43社が参加する。「学生がより多くの企業に接触することが必要」(キャリア支援センター)と昨秋から企業側と交渉を重ねた。中小企業からは「大手が採用を控えた今こそ優秀な人材を確保するチャンス」との声も聞くという。

 上田女子短大(上田市)は昨年末、「進路サポート通信」を急きょ作り、全保護者に郵送した。就職活動の支援内容は説明済みだが、昨秋からの景気悪化を受け「再び説明し、厳しさを共有する必要があった」と進路サポート室。

 1年生の保護者への文書では、企業の採用枠縮小などに触れ、新聞を読む癖を付けさせることや、家庭でも就職活動を話題にすることなどを呼び掛けた。同様の文書は長野女子短大(長野市)も12月初めに送ったという。

 松本大(松本市)は来年度から、3年生の後期の授業に、本年度まで自由参加だった就職ガイダンスを組み入れる。単位を認めることで「より学生が参加しやすい」仕組みを目指し、40−50人程度のクラスに分ける計画。「少人数で一人一人に適した支援を進められる」とする。

 面接対策の身だしなみ講座も近年は充実。信大キャリアサポートセンター(松本市)が23日開いた講座では、女子を対象に、好感を持たれる化粧の仕方を化粧品販売会社社員が教えた。長野大(上田市)でも紳士服量販店の社員が男子にスーツの着こなしを伝授。上田女子短大は笑顔のつくり方やボイストレーニングの講座も用意している。

 信大キャリアサポートセンターによると、大手予備校から「信大の就職支援はどうなっているか」との問い合わせが来るといい、「就職支援の充実は学生の大学選びの一つの基準になっている」。

 一方、入社後三年以内に離職する率が増えているとされることから、「内定率を上げるだけでなく、企業に入って活躍できる人材を送り出せるよう努めたい」(上田女子短大)といった声もある。

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